今から始める水泳講座~準備、ウォーミングアップ編~
著者が住んでいる石川は先日あられが降り北陸にも冬模様が出始めた今日この頃ですが
皆さん体調のほうはいかがでしょうか。
今回は「今から始める」シリーズ(化予定)水泳編第1回です。
この水泳編ではまず最初の一歩として25m完泳を目指していきます。
その記念すべき第一回は”準備、ウォーミングアップ編”です。
何事も準備を欠いては為せるものも為せません。
この記事のターゲット
- まず25m泳げるようになりたい人
- なんとか25m泳げるけどキツイ…という人
- いまからゼロスタートで水泳を始める人
注意
水泳は非常に楽しく、健康的なスポーツですが、場合によっては死亡しかねない、
危険なスポーツであるという一面もあります。
その危険性、注意すべき点をしっかりと認知したうえで、楽しみましょう。
また、当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
1.そもそも何から始めればいいの?
まず、必要な用具一式をそろえる必要があります。
といっても水泳を始めるにあたってそんなに多くの用具が必要なわけではありません。
最低限そろえるべき用具を以下に列挙します。
- 水着
- ゴーグル(必要に応じて曇り止め)
- タオル(腰に巻くボタン付きのタイプが便利)
- 水泳帽
以上です。ね?多くないでしょ?
水着は体にフィットしたものをお勧めします。海に行くような水着でも泳げないことはないですが、
多少恥ずかしい上に何よりひらひらと裾が暴れて泳ぐ際に抵抗になります。
次にあると便利、若しくは慣れてきた、ハマってきた人におすすめの用具も載せておきます。
- セイムタオル
- パドル、フィン(プールに要確認)
- ストップウォッチ
- Myビート板、プル板(プールに要確認)
セイムタオルは絞るだけで繰り返し使える便利なタオルです。圧倒的な吸収力を体感あれ。
パドル、フィンは手足につける、カエルのヒレ的なあれです。プールによって中に持ち込めるものが
違うので事前に確認しておき、わからない物は受付に確認を取りましょう。
2.早速泳ぐ…その前に
用具もそろえ、テンションも上がってプールサイドに行ったらいざ入水…する前に
必ずやってほしいことがいくつかあります。
- シャワー
- 準備体操
- コースの確認
以上のことをしっかりとこなしましょう。まずすべきはコースの確認です。
大体のプールは平常時、どこのコースが何をするコースなのかが大まかに決まっています。
例えば一般的?な25m×7コースのプールだと
1~2コース 初級者
3~4コース 中級~上級者向け
5~7コース フリーコース
みたいな感じだと思います。プールごとに違うのでしっかりと確認して
自分のレベルに合ったコースに入りましょう。
次はシャワーです。皆さんが使用されるプールですのでしっかりと体の汚れを落としてから入水しましょう。
最後に準備体操です。これは本当に入念に行うことをお勧めします。アキレス腱やふくらはぎ、足首といった
足あたりから、背中、首、手と全身くまなく伸ばしましょう。お勧めはジャンプ抜きのラジオ体操を1つ1つ
勢いをつけずにゆっくりやることです。
学生の現役選手でさえ、たまに足を攣って陸に上がれなくなっているので、泳げないうちに足がつれば、
陸に上がれず監視員さんのお世話になりかねませんので本当に本当に入念に行うことを強くお勧めします。
3.今度こそいざ入水!
入念なストレッチをこなしたらさあ快適な水泳ライフがあなたを待っています。早速入水していきましょう。
入水する前には必ず入水する地点に人がいないことと泳いだり歩いてきた人にぶつかりそうではないか
を確認したうえで入りましょう。予想外の所に人が潜ってたりするので要注意です。
そして入水の際は足先からゆっくりと静かに入りましょう。
というのも一気にジャボンと入ってしまうと急な温度変化等で
心臓などに負荷がかかりかえって体に悪影響です。
4.Let’sウォーミングアップ
無事入水出来たらウォーミングアップの時間です。徐々に水に体を慣らしていきましょう。
それでは早速ウォーミングアップ100m自由形×4本…と行けたらよいのですが
初めのうちは焦らずフリーコースを100mほど歩きましょう。
プールに来てまで歩くのかよ…と思うかもしれませんが、歩くために来てる人がいる程度には
しっかりやればそこそこ良い運動になります。
いきなりのハードな練習をしても体に毒では元も子もないのでしっかりと体を慣らしておきます。
5.第一回は以上です。
おつかれさまでした。始めたてのうちは少し億劫に感じるかもしれませんが、
これも1つのルーチンとしてやってるうちに自然と体が覚えてくれるものです。
繰り返しますが本当に溺れるとシャレにならないので準備体操、ウォーミングアップを
入念に行ってください。
また、最後になりましたが25mが楽に泳げるようになるまでは泳げる人についておいてもらうことを
強くお勧めします。なれない水の中ですから何があるかわかったものではありません。
また、上達のスピードも人に教えてもらえると大抵は早くなりますし、モチベーションの維持にも
つながる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次回は「今から始める水泳~基礎編~」を予定しています。お楽しみに!