一眼カメラ、始めませんか?
だんだんと暖かくなってきました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日はテーマは一眼カメラのススメです。
じっくりと一眼カメラの魅力を伝えていきたいと思います。
まず一眼カメラとは何ぞや?
そもそも一眼、一眼といいますが一眼カメラにも大きく分けて2通りの種類があります。それぞれをざっと紹介してみたいと思います。
一眼レフカメラ
おそらく大体の人に一眼と言ってまず想像するのはこちらだと思います。
こちらのタイプはカメラの中に鏡が入っておりその鏡の角度を調整することでレンズから入ってきた光をファインダー(のぞくやつ)かセンサーに届けるかを変えています。
俗に一レフ、と略されたりもします。撮るときに鏡の動くときに出るカシャカシャという小気味よい音がするのが特徴です。見ている景色をそのまま撮れるので見ている景色を切り取る感覚、と形容されたりもします。また、一般にミラーレスよりバッテリー持ちがいいのも魅力です。
ミラーレス一眼カメラ
こちらは名前の通りカメラ内部に鏡がなく、センサーを経由してファインダーにその光を表示しています。そのため鏡を動かす衝撃や音がないので静音性に優れます。
また操作系にも差があり、一レフはダイヤル等の物理ボタン等での操作、ミラーレスはスマホのようにタッチパネルでの操作に重きを置いている傾向が見られます。
正直できることにそこまで差はないです。()
よくわからんけどスマホでよくね?
ここまで読んでたぶん皆さん仕組みとかは分かったけどスマホカメラでよくね?と思っている方が多いことかと思います。なので一眼ならではの撮り方、一眼でしかできないことをいくつか紹介してみたいと思います。
がっつりボケさせたい
友達と写真を撮るときやインスタ映えしそうなおしゃれ料理やきれいな草花を撮るときにこう思ったことはないですか?
背景ボケさせてぇ…
そんなあなた、一眼ならできますよ。少し突っ込んだ話をすると写真のボケみはカメラ本体のセンサーサイズとレンズのF値と焦点距離で決まるのですが、とりあえず”F値”が小さければよくボケる、という認識でOKです。御託はここまでにして実際に比較してみましょう。
手軽な被写体が放置してあったキーボードくらいだったのでそれを撮ってみました。汚いのは放置してあったせいです。そうに決まってます。
片方がP20(スマホ)で片方がD3100(一眼レフ)です。
どちらがどちらかわかりましたか?
正解は下の写真が1眼です。この写真は両方大体テンキーの”5キー”あたりにピントを合わせているのですがその手前の”0キー”
や奥のキーボードのボケ具合からそのポテンシャルが計り知れると思います。
日常風景を好きなように切り取れる
一眼カメラのもう1つの大きなメリット、それはレンズが変えられる、という点です。つまり超広い画角からすごい望遠の写真まで1つのカメラでレンズを変えるだけで撮れちゃうのです。実例を交えてみてみましょう。
こんな写真から
こんな望遠(狭い画角の写真)や
月のここまではっきりとした写真が撮れます。
これが全部1台のカメラで撮れるんですよ?すごくないですか?ただレンズはそろえる必要がありますが。
圧縮効果ってすごい
そのまんまです。すごいんです。圧縮効果とは望遠レンズを使ったときにおこる
遠くのものも近くのものも大してサイズに差ができないことから遠近感が薄れる効果のことです。これも実際に見てみましょう。
特に3枚目とかがわかりやすいんじゃないでしょうか。
この肉眼で見る景色と一風変わった写真が撮れるのも1眼の魅力の1つです。
でもお高いんでしょ?
まあ…高いものもあります。カメラ本体何十万、レンズ何百万とか。
ただ私たちには中古という強い味方がいるのです。
このページ掲載した写真はスマホのもの以外はすべてレンズ2本と本体セットで約2万のカメラと中古で3000円+先述のレンズ2本のレンズの組み合わせで撮影しています。
…思ったより安いでしょ?
”中古 ダブルズームレンズキット”などで調べてみると結構よさげなものが出てきます。ただし中古カメラは結構な頻度で地雷があるので信頼のおけるところで買いましょう。
今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!このシリーズが続くかどうかは気力次第ですが、いいな、と思っていただけたらカメラ、始めてみてはいかがでしょうか。